第七十回の神社紹介は老司老松神社です。
住所は福岡県福岡市南区老司4丁目6、九州新幹線「博多南」駅から徒歩32分となります。
老松神社と言えばご祭神は言わずと知れた菅原道真公ですね~、太宰府天満宮のお膝元だけあって福岡には老松神社って結構たくさんあるんです。
でもでもだけど♪
菅原道真公と言えばまず「梅」、次に「松」のイメージですけど、飛梅神社とかあまり聞いた事ないですね~、なぜなのかしら??

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さて、こちらの神社ですが、「老司古墳群」と「老司瓦窯跡」というそれはそれは考古学的価値の高い史跡とセットになっております。
この辺の古墳って調査が終ってない・・・というか出来ないため、誰の墓なのか分かってないのが多いんですよね~、まさに謎が謎を呼ぶ・・・。笑
という訳で、遠い古代に思いを馳せつつ参拝してみるのも、また一興ですよ。

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最早おなじみ明神鳥居の手前には新しいノボリがはためいています。
こういうのを見るときちんと管理されてるんだと一安心です。
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注連縄がビニールラッピングゥ~ググゥ!
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社額は縁の内側に墨が入って更にその内側に文字が書いてあります、芸が細かいですね!

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拝殿は瓦屋根の切妻平入り。
オープンな社殿はなかなかの広さです。

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社額は目にも鮮やかな朱色!
奉納画もいい味が出ています!

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こちらは本殿が離れているタイプで、本殿へは階段で昇ります。
昇ろうかどうか迷いましたが、昇って本殿にお参りしたら、せっかくの拝殿の意味がなくなるのでやめておきました!(←体力の問題ではない)

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狛犬さん、オーソドックスなこのプロポーションは万人に愛される、愛され犬です。

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手水舎も瓦屋根で統一感を演出。

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由来書きです。
主祭神が菅原道真公なのは先ほども書きましたが、なんとご両親も副祭神として祀られているんですよ!
調べてみた所、お父様の「菅原是善」さんは幼少の頃から優秀で、当代随一の文人と呼ばれた方、そしてお母様は今上天皇直系の祖先と云われる伴真成の娘さんという由緒正しさ!
お母様だけ祭られてるのは伴氏社とかありますが、ご両親揃ってというのは珍しいのではないでしょうか。

場所はこちら。